2024年7月9日

人生は水面の波のごとし 空仏教の限界
人生は波のようなものかもしれません。
波は凪みたいに穏やかな時もあれば、強風で激しくうねる時もあります。
大きくもなったり小さくもなったりします。絶えず変化し、一ところにも止まることはありません。
また波は独立して存在しているわけではありません。
潮の流れや気候など、様々な自然条件によって波の状態は刻々と変わります。
そして波が自分の意志で姿形や方向を変えているわけでもありません。
人生も同じで、様々な縁によって常に変化し続けます。
そして、その変化を自分の思いのままに操ることはできません。

仏教では、そのような人生を
「諸行無常」(あらゆる物事、現象は変化してやむことがない)、
「諸法無我」(すべてのものは独立して存在してない)、
「一切皆苦」(すべてのことは思い通りにならない)と言い表します。 

考えてみればあたりまえのことで、誰もが経験上味わっていることですが、
私たちはついそれを忘れてしまい、ままならぬ人生を嘆き、時にはその怒りを他者にぶつけてしまいます。 
水面の波は私たちにはどうすることもできません・・・ある仏教宗派の法話です。

これが「空」仏教の限界です。無の門関を通過して、有の絶対善の世界を掴みたいものです。
全てが思い通りになります!
如意自在、一切の不如意は解決されるために!
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