戦後、日本の教育は唯物論思想に基づいた批判的精神ばかりを教えてきました。いわゆる左脳的教育です。私たちも左脳偏重、理屈でばかり考えるくせがついてしまって、直感的に「今、自分が何をしたいか」を問われても答えられない人が多くなってしまっています。自らの慣性で生きていかないと、なかなか積極的に(自己から突き動かされるように)は、生きていけませんね。そのためには、左脳を一旦ストップし右脳を働かせることです。批判をストップし、フラットに肯定して捉えることです。真の意味で肯定的に捉えられるようになるためには、自己自身を肯定できるようになる必要があります。そのためには批判でも善悪、優劣でもなく秩序の世界に入らなければなりません。その根幹は忠孝倫理です。
豊治先生は教科書を墨で塗った世代です。墨でその根幹を塗りつぶされたのです。
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