2022年7月7日

減塩のウソ
減塩がよくないことは知られていますが、その本質はナトリウムとカリウムのバランスにあるようです。普段手にする精製塩は99%以上がNaCl(塩化ナトリウム)のお塩です。カリウムは野菜や豆類などに多く含まれるミネラルですが、過度な減塩はカリウムの過剰を招きます。
ナトリウムとカリウムは、体内の細胞膜の外側と内側に対応しています。つまり、細胞の中にある水分にはカリウムが多く、細胞の外側にある水分にはナトリウムが多く含まれています。カリウム過多になると、細胞の中に外から水分を取り込んでしまいます。そうすると細胞がゆるみ水膨れのような状態になってしまいます。脳細胞がゆるんでしまうとやる気をなくしてしまいます。まさに塩抜き状態です。
反対に精製塩でナトリウムばかり過剰となった場合、細胞外のナトリウムを薄めるため水分が必要となり、その水気がむくみの原因となります。
カリウムとナトリウムは陰と陽の関係になっているのですね。カリウムを多く含む例えばすいかに塩をかけて食べると美味しくなるのはその調和がとれているから美味しく感じるそうです。

こんなこと普通に学校とかで習ってもいいような話しですよね。
厚生労働省は減塩を推奨するため、カリウムの大量摂取は体内に調整機能があるので過剰にはならないと説明してしまっているそうですよ。
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