人の奥底に秘められた潜在意識は「すべて」を認識します。その「眠れる意識」を開発する方法が、洋の東西を問わず、宗教的な世界で連綿と伝えられてきました。断食、瞑想、ヨーガ、気功や禅などがそうです。確かにそれらは超能力を発揮する鍛錬法ではありますが、なぜ、時に異端とされたり、秘められてきたのでしょうか。
その理由は、各時代の権力者たちにとって、最も都合が悪かったのでしょうし、また、その能力を正しく使わなければとんでもない事になると、真摯な宗教者たちは考えたのかもしれません。
なぜなら、それらの方法論は、一つ間違うと魔境への入り口でもあるからです。それらの方法論は、確かな指導者のもとえ、人を救い世の中の生成発展のために駆使して行くという条件付きで学ぶべきなのです。もしその方法論を悪用すると、それは呪術になってしまいます。「人を呪わば、穴ふたつ」という言葉があるように、その邪悪な意識が自分そのものまで破壊してしまうという事にもなりかねません。相手と自分の墓穴が二つという意味です。
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