2019年5月6日

AIドクターはここまで来た
網膜、病理検体、肝臓、喉…あらゆる画像を学習し、AI診断がいよいよ現実のものに。米国シリコンバレーのグーグル本社では今、数百人の社員が医療分野を継ぎのビッグビジネスにしようと技術開発に取り組む。とくに有望視するのが、AI(人工知能)による病気の診断だ。


ロシアの軍事的挑発と脆弱な経済
プーチン政権カウントダウン
「なめるなよ」と管を巻く危うい酔態はロシアの伝統?ベネズエラ派兵のパフォーマンスに見るロシアの命脈。
3月23日、ロシアはベネズエラに輸送機と老朽旅客機を使い、貨物35トンと軍事要員100人以上を派遣した。かつて供与した地対空ミサイルシステムS300の修理のためとみられている。
実態は「アメリカの工作で」政権から引きずり降ろされようとしているマドゥロ大統領へのてこ入れだ。アメリカは軍事介入をためらっている。その間にロシアのプーチン大統領はわずかな兵力で情勢を変え、「アメリカの鼻を明かして同盟国を守るロシア」を世界に印象付ける好機と考えたのだろうか。
91年のソ連崩壊以来、ロシアが恐れてきたのは、NATOが旧ソ連諸国をのみ込み国境に迫ること。そして欧米がロシア国内の格差につけ込んで、反政府運動をあおることだ。それがウクライナやシリア、今度はベネズエラで攻勢に出た背景にある。
その様は「俺様をなめんじゃねえ」と酔って管を巻くロシア人にそっくりだ。口ではすごんでも、経済力という足元が危ない。いまプーチン政権の頭には、2つの相反する方針がせめぎ合っている。プーチンはこの2年ほど、折に触れて「第4次産業革命」に言及。IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)といった技術革新による産業構造の変化から脱落すれば、「ロシアは後進国たることを運命付けられる」と言う。



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