2019年2月19日

米中5G戦争
 華為排除で転換迫られる産業界
 IoT時代の社会基盤となる5G(次世代通信規格)のサービス開始を控え、米国は中国通信機器メーカーの「排除」に乗り出した。その「対中包囲網」は日本など同盟国にも急速に広がりをみせる。しかし、それは序の口。米国は中国への「技術拡散」にも網を張る。AI、ロボティクス、バイオテクノロジー、…。中国と共同開発を行う日本企業も「制裁対象」になりうるので要注意だ。
5G幕開けで変わる産業構造
出遅れる日本の通信業界
 通信速度が現行の4G携帯電話と比べて100倍になるとも言われる5G。自動運転や遠隔医療など単なる通信を超えた社会基盤になる可能性がある。米中で主導権争いが始まっているが、日本の影が薄い。自動運転や遠隔医療など単なる通信を超えた社会基盤になる可能性がある。世界経済に与えるインパクトも大きく、英IHSマークイットの調べによると、その経済価値は35年までに12・3兆ドルに達する見込みだ。




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