2017年12月17日



真っ青な青空
ユキを冠った寝釈迦が
冴える 小春日和の庭に椿が二輪
今日は最高の一日に
アーオーウーエーイー



意志の力
ケリー マクゴニガル氏

 あなたの意志の力を劇的に強くする秘訣をお話しましょう。1分間にする呼吸の回数を、ゆっくり吐くことに集中して呼吸を遅らして減らします。

 もしも、1分間に12回以下できれば確実に心拍変動が上昇し、ストレスに強くなり、意志力の保有力が増えることが明らかになっています。

 これなら今すぐ、わずか1分間で始められるわけですから、誰でもできるのではないでしょうか。

8回ぐらいが丁度良いようです。



北朝鮮は
増田 悦佐氏
フーチ 85%

  GDP推計値と、その世界合計 額に対するシェアもご覧いただきたい。2015年時点で北朝鮮は280億米ドルとなり、世界GDPの0.04%にすぎなかった。同年のアメリカのGDPは18兆ドル強で、世界全体の24%に当たる。

  アメリカのGDPは北朝鮮のGDPの約600倍なのだ。北朝鮮が1年間で生み出す モノとサービスの総額は、アメリカの1日分にもならない。たった16時間分だ。ちなみに日本のGDPとの比較では、2日半分ということになる。

  独裁国家である北朝鮮が総力を結集してあらゆる資源をつぎ込んで対米あるいは対日戦争を継続しようと努力しても、1週間持たせるのは至難の業だろう。

「いやいや、核兵器で先制攻撃を仕掛ければ、戦争を持続させるための経済力は関係ない。一瞬で敵国経済の中枢を廃墟にしてしまえば、それで終わりだ」とおっしゃる方もいるかもしれない。だが、次のグラフで最新の北朝鮮核実験で使用された「水爆」なるものの破壊力を確認すれば、一国の経済中枢を破壊するような威力はないことがお分かりいただけるだろう。


  アメリカの軍事力が肥大化しすぎたので、正常な判断力を持つ政治指導者のいる国がアメリカと戦争をする可能性は限りなくゼロに近いことにある。アメリカの軍需産業としては、肥大化した軍事力と使い道のなくなった核兵器を温存し、さらに肥大化させるための仮想敵国をでっち上げなければ困るのだ。



これはそうとうハードルの高い難事業だ。2016年時点でアメリカ1国の国防予算は2位から15位までの14ヵ国の国防予算とほぼ同額だった。経営学で教える価格設定の典型的な失敗例として、priced itself out of the marketという表現がよく使われる。どんなにいいものをつくっても、売りさばけないほど高い価格をつけたら失敗だと いう意味だ。アメリカの軍需産業の場合、mass-produced itself out of the market(市場から閉め出されるほど量産してしまった)とか mass-produced itself to extinguish the war marke(戦争市場自体を消滅させるほど量産してしまった)と表現すべきだろう。


つまり責任ある立場の政治家は正気を失っていないかぎり、アメリカと正規軍同士の正面戦をする気にはならないということだ。だから、ソ連との冷戦が終わって以来、仮想敵国に仕立て上げるのは狂気の指導者が独裁を続けていそうな国に限定されている。

 そして、アメリカが必死に「狂信的なシーア派イスラム教徒の独裁が続いている」というキャンペーンを展開したイランは、イラン・イラク戦争でアメリカ側に立って犬馬の労を執ったイラクでさえあの惨状に突き落とされたのを見て、どんなに挑発されてもアメリカとの戦争だけは回避する決意を固めている。




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